そろそろ海外旅行行きたい!と思っている方
もし、パスポートを失くしたときのことを考えていますか。
脅しているわけではありませんが、そんなことは普通起きないと
私自身が紛失するまでは、そう信じていました。
そう思っているあなたに、
初めての一人海外旅行でパスポートを失くした私の話をさせてください。
そうそれは、私がうきうきしながら南米からアメリカを経由して、
日本に帰国をしようとした時の話です。
その前に…
南米ってどこ?
簡単に説明するとアメリカ合衆国から見て、
南にあるアメリカ大陸の国々のことを指します。
・マチュピチュがあるペルー。
・メッシの出身地のアルゼンチン。
・サンバの国ブラジル等々12カ国のことを言います。
そして、どれくらい遠いかと言いますと
日本からは飛行機で大体10数時間〜20時間以上かかります。
そのため、いざ行こうとするとかーなり長旅です。
※長旅を快適に過ごす秘訣はまた別の回で記載しようと思います。
南米からアメリカに戻って帰路に着いていたとき、
あまりの長旅のため、アメリカのマイアミで一泊して、
次の日に日本に帰国する予定でした。
アメリカに着いて、入国審査も終えて予約していたホテルに向かおうとする前に、
心配性の私は明日の便について、カウンターで何点か確認をしてから、
ホテルが出しているシャトルバスに乗りこんでホテルへ向かいました。
ゆっくり休んで、次の日またシャトルバスで空港に戻る途中で、
ふとパスポートがあるか確認したくなった私は、
鞄を開けて見てみると無い。パスポートが無かったのです。
ドッキリ番組が好きな私がまっさきに浮かんだのは、
そうだ、これはドッキリなんだと考えていました。
そんなこと思うことはないと嘘だと思いますよね。
パニックになりすぎて本当にそう思ったのです。
あまりにもパニックになっていたので、そう思いたかったんだと思います。
当然ですが、ドッキリではありませんでした。
突然頭の中が真っ白になりました。何も考えられませんでした。
空港に着いても10分ぐらいは、ただ立ち尽くしていました。
あれ、これは現実なのかと何度も思い知り合いもいない
土地に一人取り残されてしまったのかと。
幸い、空港にはWi-Fiがあったので、親にLINEで電話して成人を過ぎていたにも
関わらずえんえん泣きました笑笑
今思うとかなり恥ずかしいですが、その時はかなり追い詰められました。
親への相談とネットで調べて、慌てて以下の順番で対応しています。
チケットカウンターでの便変更の相談をする
パスポートを失くしたことを説明して、便を変更できないかと相談しました。
非常にありがたいことに、チケットカウンターの方は親切で、
無料で便を2日後の便に変更できると説明してくれた上に、
落し物カウンター(空港の落し物が届く場所)の場所を教えてくれました。
落し物センターにパスポートが届いていないか確認する
早めに着いていたのもあり、チケット変更前に落し物センターに、
聞きに行く時間がありました。そこで確認しましたが、ありませんでした。
他にも落し物センターがあるとのことで、そこでも聞きましたがありませんでした…
チケットを変更する
確実に予約していた便に乗れないことが確定したため、
事前に相談していた2日後の便に変更してもらいました。
日本大使館に電話をして、どうすればいいか確認する
ネットでも、パスポート紛失時の対応について情報が出てくるのですが、
不安で仕方なかった私は電話をして確認しました。
(顔写真付きの身分証明書がなく、代替品を確認しました)宿泊していたホテルに延泊予約をする
時間がかかることは確実だったため、まずは宿泊する場所を確保するのが先決です。
パスポート紛失時の緊急時対応である渡航許可証発行に向けた準備をする
必要な主要なものは以下3点です。
こちらは、パスポート紛失時に一時的に発行される渡航許可証を発行するためのものです。
・顔写真付きの身分証明書
・紛失届(地元の警察に電話して発行してもらわないといけません)※空港
・顔写真(パスポートサイズ)
その時の私は免許もマイナンバーカードも持っておらず、
顔写真付きの身分証明書の準備が絶望的でした。目の前が真っ暗になりました。
そうしたら、日本大使館の方がひとまずは住民票でもいいですよと、
日本に帰ってからまた必要な物を送ってくださいとありがたい言葉をいただいきました。
必要なものについては、詳細は以下よりご参照ください。※ESTA United State
ミッション1 紛失届を警察からもらう
空港内の電話を使って、地元の警察にいつどこでパスポートを
失くしたと考えられるかを説明します。
実際に私が電話をかけた電話ボックスまで来てくれて紛失届を渡されました。
ミッション1クリア
今、思えばアメリカに着いてから、パスポートが入ったファイルを
カバンから出したのは2回だけです。
アメリカについた当日に、チケットカウンターでパスポートを
渡して次の日の便を確認した1回目。
シャトルバスに乗る前に他の書類を入れるのに出した2回目。
仮に落としたとしても空港内で落としたのは明白です。
でも、落し物カウンターには届いていませんでした。
つまり、落とした後に盗まれたか、すられたかのどちらかになります。不注意でした…
ミッション2 身分証明書の準備
幸い、親が日本にいて住民票を送ってもらえる環境がありました。
もし、親に送ってもらえる環境になかったらと思うと今でもゾッとします。
これは、FAXで送ってもらわないといけず、
宿泊していたホテルに戻り、FAXを使わせてもらいました。
ここもホテルはFAXと予約電話の回線が、同じで住民票を送ってもらうのに、
2時間ぐらいかかりました泣 これで、ひとまずは身分証明書ミッション2クリアです。
ミッション3 顔写真の準備
日本では至る所に、顔写真が撮れるボックスがありますが
アメリがではそうではありません。
どこにあるか聞いたら、とある文房屋と言われました。
文房具屋??とはなりましたが、ひとまず行ってみることにしました。
アメリカで初めての電車にドキドキしながらも、無事目的地につきましたが、
残念なことに、撮影の機器が壊れていると言われてしまいました。
他にどこにあるか聞いたところ、ここから10分ほど歩いたスーパーの中だって言うのです。
スーパーの中に撮影するスペースがあるのが、
あまりイメージできませんでしたが、向かうことにしました。
道に迷いながらも、30分かけてそのスーパーにつきました。
迷いましたが、明らかに歩いて10分の距離ではなかったです笑
中を見て見ましたが、撮影する場所が見当たらなかったので、
店員さんにきくと裏からカメラプロジェクタースクリーンを持ってきました。
えっとなっていると出入り口近くのひらけたスペースにプロジェクターを設置し始めました。
あっそう言う感じですかと思いながらも、写真を撮ってもらい、
価格は確か15ドルぐらいしたかと思います。(想像してたより高かったです…)
ミッション3クリア
ここまでをパスポートを失くした当日の1日で行いました。
改めて日本大使館に電話をして、
全部揃ったことを伝えていつ大使館に行けばいいかを確認しました。
そして、指定された次の日に大使館に必要書類を持って行きました。
(すみません、ここは記憶が定かではないのですが、
確か当日の発行までは2〜3時間ぐらいです)
余談
無事に、渡航許可証が発行され安心した私は、
せっかくなら明日の便まで時間があるからどこか観光しようと思うまでの
鋼のハートを手に入れます!
パスポートを失くしてから、ショックと不安のあまり何も食事が、
喉をとらなかったためお腹がかなり空いていました。
調子に乗った私は、ショッピングモールのフードコードで頼みすぎて、
最後フードファイターのような気持ちになりながら、食べたのは今でも良い記憶です。
最後に
本当に日本大使館の方々優しくて、心が救われました。
ありがとうございました!!
海外渡航時には念のため、事前に日本大使館の場所を調べ、
顔写真付きの身分証明書を持っていくことをお勧めします!
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